13 Aug 2010

いま書店界で一番話題なのが、
いつ「池上バブル」が弾けるかということです。
最近の書店バブルに「茂木バブル」「勝間バブル」があります。

書店の中の、新刊台やらランキング台やらフェア台やら
いたるところに露出を増やし、その露出がゆえに書店員にあきられ、
また出版点数が多いためにお客さんに選択ばかりを強い、
結果弾けて身の丈に戻っていくのが書店「バブル」です。

「茂木バブル」は出版点数が増えるにつれて1冊1冊のつくりが
スピード重視で雑になり、文字の大きさが大きくなり、
内容が薄くなってきて、でもそれに対して書店での露出は増え、
そして点数が多いことでお客さんが何を買っていいか分からなくなり、
バブルが弾けました。

「勝間バブル」ははじめの切れ味のいい論旨が、
出版点数を重ねるにつれて人生論や精神論のワールドに入り、
途中「結局、女はキレイが勝ち。」などどう売ったらいいか書店界が
困る迷走の末、対談のような企画ものが増え、
結果飽和状態になり、弾けました。

書店「バブル」になった著者は、自分の持っている知識なり、
考え方が他の人の役に立てばとの思いで本を出すのだと思うのですが、
そうであるならばなぜ出版点数を重ねる度に、
「なんで、こんなにまでして出版すんの?」

と悲しくなるような本を出すのでしょう。

一個人|心に残った本||池上彰「伝える力」

モギ、カツマとバブルがハジけて、今度はイケガミバブルとは…。

たしかに、モギもカツマも以前のようには本が捌けなくて過剰に刷った本の裁断処理がスゴイということを、某版元の営業が某書店の販売員に愚痴っていたのを最近聞いたよ。ただ、モギもカツマも固定ファンがいるから数万部は確実に捌けるので、その意味で営業が楽だし、既に棚が固定で存在するので、本屋にも受け入れやすいとも言っていたけれど。

それを聞いて、売れるうちにとにかく売っておけという、数字稼ぎだけの出版業界の有り様に今更ながらため息が出たし、そんなバカ本がどんどん供給されることによって日本人がますますバカ化していくという、知的な負のスパイラルになっていることに暗澹たる気持ちになったけれどね。

(via kashino) (via kml)

(via plasticdreams)

(via otsune) (via kogure

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とは言っても、イケガミバブルは、モギカツマほどは盛り上がっていない

(via kazuuh) (via nuco)